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【調査レポート】シリーズ7における耐久上昇実ミミッキュのSライン vol.2

こんにちは、キサラギです。初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもありがとうございます。

 

12月末に作ったアッキミミッキュのSラインに関する記事が筆者の予想以上に好評だったこと(予想が低かった)、個人的にどのように変化したのか気になったことから今期も調べてきました。前回同様駄文ではありますが、誰かのお役に立てば幸いです。

 

 

 

以下常体。

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1.調査動機

 

S12で使用されていたアッキ持ちのミミッキュのSラインがシーズンを一つ跨ぐことでどのように変化したのかが気になった。また、変化していた場合、平均的に低速化したのかそれとも高速化したのかを把握することで自身が採用する場合の大きな指標を作ることができると考えた。

 

 

2.調査方法

 

前回同様、「ぽけっとふぁんくしょん」という記事まとめサイトの機能をお借りしてS13で使用されたアッキの実・タラプの実を所持した全44体の実数値の記録を取り、平均などを調査する。

 

 

3.調査結果

 

全44体のうち、明確に実数値を確認することができたのは42体だった。

前回記事で円グラフを作ったら自分でも驚くほどに見にくかったので、今回は表にしてみた。すると以下のようになる。

 
実数値
90
115
116
117
118
119
120
121
123
124
125
128
129
133
162
個体数
1
1
5
2
7
4
1
1
1
2
3
3
8
1
2

 ここで、数値の分布に関して分かりやすくするためにいくつかの数値を挙げる。

  • 平均値=123.3571
  • 最頻値=129(8個体)
  • 中央値=120.5
  • 第一四分位数=118   第三四分位数=129
  • 頻度の高い実数値は、129→118(7個体)→116(5個体)…の順に並んでいる。

 

 

4.簡易考察

 

調査動機の項で述べたとおり、今回はシーズンを跨いで設定されるSラインがどのように変化したのかについて考えていきたい。

上記記事に記載されている、S12における実数値のデータの特徴は以下の通りだ。

  • 平均値=127.2083
  • 最頻値=116(6個体)
  • 中央値=122
  • 第一四分位数=118.5   第三四分位数=129
  • 頻度の高い実数値は、116→118(5個体)→119・121・128・162(4個体)…の順に並んでいる。

 これらをそれぞれS13でのデータと比べた時、以下の特徴が挙げられる。

①全体的にSラインは下がってきた   ②採用数の多い実数値が固まった

 

まず、①に関して考えてみる。前回記事の最後に筆者は「今後もSラインは上昇していく」との予想を立てていたが、大ハズレである。要因としてサンダーやランドロスなどの以前は耐久ベースで考えられていたものが珠持ちのエースとして採用されることが多くなり、耐久に対して大目に振り分ける必要が出てきたのではないのかと考えた。実際に、S13での調整を決定するにあたって参考にするであろうS12の上位構築記事に掲載されていたサンダーの多くは珠を筆頭とした火力強化アイテムだった(33体中18体)。

ミミッキュを採用する理由として多く挙げられるのが、化けの皮で相手のDMターンを稼ぎつつ切り返しの駒として使いたいから、ということだろう。この役目を完全に遂行させるためには耐久が脆くては話にならず、火力が無ければそのまま押し切られると考えた上でSを削ることを決めたケースが増えてきたのではないのかと考えた。

次に②に関してだが、これはS12終了後に出された構築記事の影響が大きいと考えている。もちろんS12同様に前期もしくはそれ以前(シリーズ5)での使用個体を流用しているケースも見受けられたが、S12・13どちらにおいても116と118の個体がかなり多く存在している。最頻値や頻度の高い実数値の項を見比べれば見えてくるが、S13のデータで個体の分散がかなり小さくなっている(=人気の数値がより人気になっている)ように感じることも記事のお陰で特定の数値に集約されたと捉えることもできるのではないだろうか(役割対象がより明確化されたことからS振りの自由度が低下しているとも考えられる)。

また、S13のデータで129個体が急増していることから、S12最終日に激増したサンダー+ウオノラゴンの並びを強く意識した準速75族を抜いている個体の採用が目立っているように感じた。

 

 

5.まとめ

 

以上のように書き連ねてきたが、S12時点に比べてS実数値は全体として低下傾向にあるということが本記事での結論となる。言い換えるならば、速い個体を使えばミラーでの勝率は上がるということにもなるだろう(その他環境上位の種族・珠ミミとの対面でどうなるかは別の話であるが…)。

この記事がこれからアッキやタラプをはじめとする耐久上昇系の木の実を持ったミミッキュの調整をしようという方の考察の補助になれば幸いです。

 

 

 

 

 

6.おまけ

 

調べながら、「そもそもアッキとかってミミッキュ全体のどれくらいなんや?」という疑問に至ったのでぽけふぁんの機能で調べた(というか書いてあった)。

結果は全97個体のうち、アッキの実・43個体+タラプの実・1個体の計44個体。

全体の45%程度は耐久上昇系の木の実持ち、そもそもアッキ自体がミミッキュの中で最も持たされていた(少なくとも記事に掲載されたものでは)らしい。

持ち物全体を①耐久上昇系木の実、②火力強化アイテム(チイラ含む)、③襷、④変化形(イバン・尻尾・ゴツメ)に分けると、①=44個体、②=43個体、③=3個体、④=7個体となり、火力強化系といい勝負しているのである。2期連続で記事ネタにしておきながらここまで多いとは思ってはいなかったので正直かなり驚いた。

 

同時に、前述の3要素のうちもう一個のデータ出せば残りの要素も大まかに推定できるのではないかと思ってA実数値も調べてきた。結果は以下の通り。

 
実数値
110
140
142
143
144
147
148
151
154
155
156
個体数
1
1
2
11
1
3
1
1
7
2
12

S12でのデータは取っていなかったため比較することはできないが、Sに続いてAでも人気が偏っているように見える。

簡単に人気個所の設定理由をまとめると、

143→11nになるから 154→Sを人気ライン(118)付近にしてH特化程度余りA 

156→A特化

となっていた。前述の火力を落としたくないということの裏付けができているのではないだろうか。

 

 

 

 

計算ミスや誤字脱字などありましたらキサラギまで連絡してもらえると助かります。

ここまでの閲覧ありがとうございました!