【S8構築記事】青天の霹靂 ~最終レート1795・3397位~
こんにちは、キサラギです。初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもありがとうございます。
自慢にならない、というよりはしてはいけない成績だと考えていますが、これでも自己ベスト更新ができたこと、色んな方の手を借りて完成させた構築であることから思い入れが強く、記録として残すため書きました。個体に関しては自力ではないものが多いのでので参考になる部分はあるかもしれません。
構築のコンセプトは サイクルと対面の共存に伴う柔軟な対応をすること となっています。
以下常体
1.個体紹介
連撃ウーラオス ※巨大個体
@こだわりスカーフ 意地っ張り
175-200(252+)-121(4)-x-80-163(252)
水流連打/インファイト/雷パンチ/蜻蛉帰り
サイクル要員。基本的に初手出し。スカーフを持たせておくことで最終日にちょくちょく湧いてた敵の初手エースバーンの持ち物がスカーフかどうかの判定ができて便利だった。某氏が鉢巻で採用していたのを見ていたため、火力不足に感じることはあったがスカーフであったことで拾った試合は多かったのでこれで正解だと思う(たぶん)。DMに関しては通常個体の方が雨降らせて火力増強にはなるが、裏のウインディの回復量減少が負けに繋がる危険性があること、ウォール貫通の効果忘れによる勝ち筋引き(実際これで3試合拾った)があることから巨大個体で採用した。
ミミッキュ
@アッキの実 意地っ張り
147(132)-154(236+)-114(108)-x126(4)-120(28)
最終日にパッチラゴンに2連敗したため、鉢巻ハッサムと交代で採用。選出率自体は低かったが、仕事率に関してはかなり高かった印象。前述の通りパッチラストッパー、物理偏重でサイクルが通りにくいように見えた場合の対面選出要員。
ジバコイル 特性:アナライズ
@とつげきチョッキ 控え目
175(236)-x-135-198(236+)-115(36)-80
10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/トライアタック
サイクル対面両方で選出。サイクル時にウーラオスが苦手なロトム、トゲキッス辺りの特殊ATに対する引き先として採用。特化キッスのジェット+文字媒体バーンを確定耐え、返しのサンダーorスチルがH4振りDMキッスに対して67.0~78.8%入る。対面ならミミ、サイクルならラオス後出しで処理のルートを取った。調整は某氏の提案をそのまま使わせていただきました。
ポリゴン2 特性:ダウンロード
@進化の輝石 穏やか
191(244)-76-132(172)-126(4)-135(60+)-84(28)
トライアタック/冷凍ビーム/放電/自己再生
主にサイクルで選出。対ドラパや突然のDMを再生連打でターン枯らしor後投げからDM切って反撃などとできることの幅が広い便利屋。後述のウインディとのサイクルで物理特殊のエースバーンどちらにも対応可能。こいつは言うまでもなく対特殊。結果が出ている詳細な使い方に関しては同一調整である里暗さんの構築記事を参照する方をオススメ。信憑性が段違いなんだよなぁ…
ウインディ 特性:威嚇
@オボンの実 腕白
191(204)-134(28)-135(180+)-x-103(20)-125(76)
フレアドライブ/神速/鬼火/朝の陽差し
主にサイクルで選出。順位が跳ね上がった1番大きな要因。調整に関してはポリ2同様、里暗さんからお借りしました。調整意図、メリット・デメリットに関しても以下の記事に詳しく書かれているのでこちらを参照のこと。これまでの対エスバは天然ヌオーで耐えてDM枯らし→カウンターだったが、安定しないこと、ゴリランダーの採用率急上昇により選出が圧迫されることから替えの枠を探していたところで見つけた。エスバゴリラだけでなくメンヘラ以外のミミもついでに止めるのでかなり選出した。デメリットに関して攻撃技を物理にしたことでアーマーガア・エアームドに有利とは言えないが、ジバコイルとの併用で上記2体への回答ともなる。
トゲキッス 特性:天の恵み
@ラムの実 控え目
177(132)-x-116(4)-189(252+)-144(68)-107(52)
エアスラッシュ/大文字/原始の力/悪巧み
調整:S→無振りゴリランダー抜き C→ぶっぱ H→16n-1 残りDと端数B
対面要員。カバの欠伸に対して居座って積み→DM切ってS上げながら全抜きが理想ムーブだったが、最終日に吹き飛ばされまくって積み無しで突破せざるを得なくなった。ステロは痛かったし、ジェット2積みでエスバ抜きなので1積みから出されてスチル打たれるとプランが崩壊する。メインの役割対象にウーラオスを想定、襷でない限りジェットで確定なのでマジシャは切った。原始はキッスミラー・ヒトムの役割破壊用。相手のジバコを筆頭とする鋼に対する打点として文字採用。技構成・H調整に関して要検討枠。
2.主な選出パターン
一番多かった上に勝率も良かったパターン。それぞれの役割対象が明確であり、対象に対してぶつけることを意識した。主な負け筋は不意に来る両刀エスバ、ウインディの鬼火外し、対物理エスバとの鬼火択に負け続けること。使い手の腕がよければ3つ目は容易に回避可能。
択勝負が多くはなるが、サイクル選出を表選出にすると決めた以上避けては通れなかった。主に受け構築に対して採用。原則的に安定行動への意識を忘れないようにしていた。逆に言えばより大胆な読みを通すスキルがあればもっと上に行けたのかもしれない。
裏選出として用意した対面パターン。ミミッキュの個別紹介にある場合はこのパターンを通しに行った。相手の動き次第でDM対象をキッスとミミで変えて対応。選出数自体は多くなかったが、択は少なく通すルートを考えることに集中できた。
3.構築経緯
⓪正直言って、対面構築とサイクル構築のどっちが刺さっているのかわからなかった。
→ならばどちらも使えるようにして刺さってる方を選出すればいいじゃん
①あおぞらくんとの通話内で高速かつ初手投げしやすく、無理やり対面選出の補完にもなりそうな連撃ラオスを採用。
②エスバとゴリラの対策枠としてウインディを採用、同時に里暗さんからポリ2が良いとのアドバイスを頂き採用決定。
③連撃ラオスが弱い特殊ATへの引き先としてチョッキジバコイルを採用。
④上記段階から対面選出時の突破力増強のための積みエースとしてトゲキッスを採用。最初の持ち物は珠だったが、ポリ2の放電麻痺、カバの欠伸で止まることからラムの実に変更。
⑤物理火力があまりにも乏しかったことと先制技が欲しかったため、鉢巻持たせたハッサムを採用。
⑥最終日にパッチラゴン相手に2連敗し、圧倒的に重いことに気づいたことから、アッキミミッキュを採用。
4.総括
シーズン終わった感想は、ただただ悔しいの一言に尽きる。
何が正解で何が不正解なのかわからなかった。
見る人が見れば明らかな欠陥構築だと言われてもおかしくないと思っている。実際に、最終日の対ミトムの戦績は明らかに悪かったし、タイトルにある記録が出たサブROMも最終日20時付近では5桁間近まで落ちていた。わからないことだらけの弱者なりに、実績のある里暗さんや仲が良くて格上のあおぞらくんに相談してできた構築が今期のものであり、筆者のアイデンティティはほとんど入っていない。言ってみれば、ただ筆者の実力の無さだけを証明したこととなる。択での弱さ、選出がすぐに歪むこと、積むタイミングを間違える、見つかるネガポイントは挙げればきりがない。
改善案として最も有効なのは経験を積むことだと改めて強く感じた。S9は学校もなくなるため多く時間を使えるはずなので、まずは試行回数を稼ぎに行くべきだと考えている。S9では自信をもって記事をかける順位に上がれるよう死に物狂いで取り組もうと思う。
それにしても急いで付けたとはいえネーミングセンスの無さが光ってるな…
5.Special Thanks
里暗さん @DarkVillages
個体調整お借りしたり、構築相談乗っていただいたり、キャス後でお疲れの中通話していただいたりとこれまで以上にお力を借りました。本当にありがとうございました!
葉桜感謝祭予選5-0、かっこよすぎます。
あおぞらくん @blue_Sky_kanon
シーズン通して通話してくれたり、構築相談乗ってくれて本当に助かった!最終日に5桁目前まで落とした時に止まって助けてくれたのは頼りになった…
S8はお互い納得しきれんかった(と思う)からS9で一緒に3桁行こう。
他にも、元構築にいた鉢巻ハッサムの調整案を提示していただいたタロイモさん、厳しい状況下でリプ送って励ましてくださった方々、自己ベスト達成への原動力となりました。本当に感謝しています。
ただ、これだけの多くの方の力を借りてもS6で初の4桁フィニッシュして以降目標としている3桁フィニッシュには遠く及びませんでした。
まだまだ未熟ではありますが、今後もよろしくお願いします。
何か問題点などありましたら、筆者までご一報願います。
長々とした駄文ではありましたが、ここまでの御閲覧ありがとうございました。