【調査レポート】シリーズ7におけるアッキミミッキュのSライン
こんにちは、キサラギです。初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもありがとうございます。
今回は、かなり自由度が高く、悩みがちであるアッキの実を所持したミミッキュのSラインを大学のレポートそっちのけで調べてきました。誰かの役に立てばいいなと思い記事化しました。(問題あれば削除します。)
ちなみに、シリーズ5における同様の調査をらみさんが行い、オフ会使用構築の記事に掲載されていますが、今回の調査はらみさんへのリスペクトです(後に参照リンクあり)。
以下常体。
1.調査動機
葉桜感謝祭終了後、里暗さんとさとぅーさんと通話していた時にアッキミミッキュの調整を筆者がしており、環境にいる平均的なSラインとその分布がどうなっているのか気になったため。
2.調査方法
「ぽけっとふぁんくしょん」という記事まとめサイトの機能をお借りして、シーズン12及び13の記事に掲載されている全50体のアッキミミッキュのS実数値を調べる。
3.調査結果
全50体のうち、S実数値・努力値が明記されているorレンタルチームから割り出せる個体が48体存在した。
それらを円グラフにすると以下のようになる。
めっちゃ見にくい。作りながら思ってた。
では、わかりやすくするためにいくつかの数値を以下に挙げる。
- 平均値=127.2083
- 最頻値=116(6個体)
- 中央値=122
- 第一四分位数=118.5 第三四分位数=129
- 頻度の高い実数値は116→118(5個体)→119・121・128・162(4個体)の順に並んでいる
4.簡単な考察
まず、「前環境の個体を流用した」との記述も一定数存在していた。では、前環境ではどのようなSラインであったのかを見てみる。
らみさん掲載許可ありがとうございます!
上に挙げた記事に掲載されているグラフを基に整理すると、
- 最頻値=118(9個体)
- 平均値=125.8605
- 中央値=125
- 第一四分位数=118 第三四分位数=128
- 頻度の高い実数値は118→128(7個体)→125(6個体)の順で並んでいる
この情報をシリーズ7のものと比べると、
- シリーズ7では最頻値に含まれる個体数が減少している
- 118・128個体がどちらでも採用率上位である
- シリーズ7において平均値が増加している
という3つの特徴を捉えることができる。
これらから、①各自が設定した実数値の振り幅が広くなったこと、②前述の流用からどちらでも採用上位になったor役割対象がそのまま環境に生き残った可能性、③耐久振りを多少諦めて上から殴ることを意識することが多くなった、ことが考えられる。
シリーズ5から7に移行したことで、火力・耐久・素早さが圧倒的であったり、平坦な能力であったとしても、同様に平坦である一般組に比べて平均値が高い準伝説が解禁された。
このことから、アッキミミッキュを使う上で誰を意識するのかによって配分が大きく変わり、自由度が高くなったと言える。実際に、Sを重視して最速個体を採用するケースは1から4まで増え、存在しなかった準速が現れるなどしている。同様に、配分効率は意地よりも陽気の方が良い(種族値がSの方が高いため)ことから、陽気で努力値配分する個体も現れた。
四分位数のデータをシリーズ5・7それぞれに掲示したが、これらを見比べることで、Sを削って耐久or火力に回した個体・耐久or火力を削ってSに回した個体それぞれの中での平均的なS実数値の変化を知ることができる。第一四分位数(=前者)、第三四分位数(=後者)共にシリーズ7になることで数値が上昇していることから、耐久振りでも上からの性能を求めても平均的に求められているSラインは上昇している。
これは、ランクバトルに潜って抜かれることが多くなったという経験が増えることが予想されるため、今後も増加傾向は続くのではないのだろうか。いつぞやのアーマーガアみたくチキンレースの開始である。
5.まとめ
ここまで数字を交えて長く書き連ねてきたが、要約するとどの型でも過去環境よりSラインは上がっている、ということになる。
この記事を見て今からアッキミミッキュを使おうと思ったけどSラインで悩んでいる、という方の考察の一助になれば幸いである。
6.Special Thanks
いきなりDMに押し掛けて訳の分からないアポ取りをしたにも関わらず記事の引用を許可してくださったらみさん
本当にありがとうございました!
グラフ作成はこちらで行いました。
追記
さとぅーさんがわざわざコラ画を作ってくれました!(ある意味)理にかなっているのでこれからはダーツでSを決めましょう!!!!!
計算等のミス、ご意見などありましたらキサラギまでお願いします。